NVIDIAを手放さずに持ち続けた投資家の末路は明るい( ͡° ͜ʖ ͡°)

NVIDIAの株価が大暴落。
2018年10月につけた292ドルから半値となる145ドルを下回り、11月20日には一時134.20ドルを記録した。

「一生一緒にNVIDIA」口先だけでそんなことを言ってた投資家達は去って行った。

残ったのは一生一緒に連れそう覚悟のある投資家と、逃げ遅れてしまった投資家達。

[chat face=”kametower.png” name=”カメ爺さん” align=”left” border=”gray” bg=”none”] NVIDIA を持ち続けた投資家の末路は???[/chat]

NVIDIA決算のおさらい

決算内容の確認


売上高:$3.18 billion(アナリスト予想 $3.24 billion)
一株利益:$1.97 (アナリスト予想 $1.71 )

このNVIDIAの決算だけみると決して悪くはないが、投資家の高い期待に応えられなかった。
来期のガイダンス内容がいまいち、ということで株価は大きく下がりました。

セグメント毎に見ると、Datacenterは58%と大きく上昇。
OEM and IPは仮想通貨のマイニング需要の激減の煽りをうけて23%のダウン。
仮想通貨マイニング向けの在庫を抱えてしまうことになるようです。


続いてバランスシートです。
極めて健全で自己資本比率は約80%、そして現金をたくさん持っています。
$7,591 millionの現金を持っています。昨年一年の純利益が$3,047 millionですから、昨年ベースの純利益2年分以上の現金を貯め込んでいます。


来期のガイダンスの内容は売上高が減少しています。
来期予想売上高:$2.7 billion

これは仮想通貨マイニング向けの需要の減少と、ゲーム部門の季節的要因によるものです。
今期は$3.18 billionでアナリスト予想の$3.24 billionを下回り、来期ガイダンスは$2.7 billionということで市場は失望して投げうっています。

出典:NVIDIA INVESTOR RESOURCES

NVIDIAは悪くない

投資家の高すぎる期待には応えられなかったかもしれないが、決算の数字は決して悪くないと判断しています。
マイニング関連の減益だとか在庫だとか、それは一時的な外部要因に振りまわされただけ

仮想通貨が盛り上がるかどうかなんて、KAZMAXにしかわからないでしょ。

本業でしっかりと世の中が必要としているものを提供し、しっかりと利益を上げている。
そこはブレてない。

NVIDIAの2つの強み

NVIDIAは仮想通貨ブームとともに終わってしまう企業なのか、しっかりと実体があり世の中が必要としているものを提供している優良企業なのか?

NVIDIAのGPU-CLOUD

NVIDIAの競合のINTELはクラウド部門では優位を持っていましたが、最近NVIDIAからでたTurning T4 GPUが市場で最速のGPUサーバーとなり、NVIDIAのデータセンターはINTELの3倍の速度で成長しています。NVIDIAのデータセンターの売上はインテルの&760 millionと比べると、まだ1/6程度しかありませんがこの部門は急速に拡大しています。
クラウドの使用パターンが変化し、様々なモデルや異なったソフトウエアフレームワークの要求に応えるにはGPUはクラウドユーザーにとってより良い選択肢であり、INTELのCPU Xeon ProcessorはNVIDIAがクラウドで提供しているものと比べてその性能において打ち勝つことができていません。2018年の9月の発表ではMicrosoft, Google, Cisco, Dell, Fujitsu, IBM, Oracleをはじめとする企業がNVIDIAのT4 GPU搭載サーバー開始を計画していると言われています。

開発者への適応性

GoogleやMicrosoftもデータセンターへのチップを開発しています。MicrosoftはAIアプリに用いるFPGAというチップを、GoogleはTPUというディープラーニングに用いるチップを開発しています。
これらチップのどちらも、Google, Microsoftに特化したもになっているので、開発エンジニアにとって少々扱いずらいものになっています。

携帯電話で言うならば、Windows phoneというものがありましたが、開発エンジニアが適応できず、一方でiOSやAndroidがエンジニアの共通言語になったためにWindows phoneのアプリは作られず、ユーザーの支持も得られませんでした。

シリコンバレーの成功したベンチャー投資家、マーク・アンダーソは次のように言っています。

我々は多くのエリアのディープラーニングを適用するスタートアップ企業に投資をしている。その企業の誰もがNVIDIAのプラットフォームに適応している。90年代に人々がWindowsで開発し、2000年にiPhoneで開発していたときと同じようだ。

NVIDIAが提供するプラットフォームが開発エンジニアの共通言語になっているということです。

自動運転の未来

自動運転はGOOGLE, APPLE, NVIDIA各社が競い合っている分野であるが、この分野で実用化してシェアを取った場合の利益はハンパない。


出典:NVIDIA INVESTER RESOURCES

[chat face=”kametower.png” name=”カメ爺さん” align=”left” border=”gray” bg=”none”] こういう見えない未来を織り込んで高値を追うとリスクは高い。
しかし、現在の株価が、現在実体があるビジネスから比較して決して高すぎない株価であるならばリスクは限定的。
自動運転が実現した時の利益分はボーナスとして株価に反映されてくるだろう。

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競合のGOOGLE, APPLEの自動運転は、自分達が儲るビジネスを提供することが目的だ。
NVIDIAは大手自動車メーカーと提携して、みんなで利益を出して行きましょう、という方向性だ。
この会社はオープンなのだ。

トヨタ、ベンツ、アウディ、地図では中国のバイドゥとも手を組んでいる。


出典:NVIDIA INVESTOR RESOURCES

これだけ多くの企業と手を組んで進もうとしている。
この多くの企業に必要とされているのがNVIDIAなのだ。

自動運転は人の命に関わる技術だ。
10年後に安い中国製のチップに交換!なんて可能性は極めて低い。
一生一緒にNVIDIAである。

一生一緒にNVIDIAの男と女の末路は

既存のビジネスで実態があり、そのビジネスは堅調である。
既存のビジネスだけで見たときに、その成長率を考慮すれば適正なレベルの株価に近付いている。
圧倒的な技術力、ここにしかない技術がある。
オープンソースで今後世界のエンジニアの標準となる可能性が高いプラットフォームを提供している。

もしも、自動運転が実用化した場合には状況は一変する。

NVIDIAがツライときに一緒に寄り添ってくれた投資家には、NVIDIAは大きなリターンを返してくれる。
そんな気がする。

[chat face=”kametower.png” name=”カメ爺さん” align=”left” border=”gray” bg=”none”] ただし、これはポジショントークである。[/chat]

カメ爺もNVIDIAを買う

カメ爺は先週末のブラックフライデーで少しお買上げをした。
100ドルくらいまでの下げを想定しているが、
90ドルまで下がっても、喜んで買っていく。

どこまで下がるかと、いつ下げ終わるかは、わからないのだ。

最後にNVIDIAの就職関連サイトはレビューが高い。GOOGLE, APPLEの就職サイトよりも高レビューだ。
優秀なエンジニアと仕事ができてハッピーだ、とか言っている。
これからも優秀な人材が世界中から集まってクソださい投資家達のために頑張ってくれるはずだ。


出典:GOOGLE